和裁の内職
内職として最高の和裁 ~和裁のいいところ~
他の内職と比べ、和裁のいいところをいくつか挙げてみます。
単純作業の内職と比べ高収入
内職の定番とされるいくつかの種類と単価をご紹介します。
造花作り | 1本 5円~ |
毛筆賞状書き | 1字 30円~ |
ボールペン組み立て | 1本 0.1円~5円 |
DM封筒入れ シール貼り | 1つ 0.3円~1円 |
データ入力 | 1文字 0.03円~3円 |
ポスターの包装 | 1本 6円 |
時給にすると100円以下であることも多く、500円に満たないものがほとんどです。
和裁の場合、呉服店などから直接依頼を受ければ、長着1枚で25,000円~30,000円は稼げます。
和裁所などからの下請けでも15,000円前後は稼げます。
技術があれば長着は1日~1日半で縫えるので、内職としては高収入と言えるのではないでしょうか。
技術を発揮できるのでやりがいがある
和裁は誰にでも簡単にできるものではなく、限られた人にしかできません。
そのため、和裁技術者は呉服業界などで重宝され、その存在価値は年々上がる傾向にあります。
和裁はスキルのいらない単純作業ではなく、自分の技術を発揮できるのでそこには「やりがい」が生まれます。
また、仕事を続けるうえで自分の技術向上にも繋がります。
同じものをいくつも作る繰り返し作業ではないので飽きない
例えば、シールなどのラベル貼りや袋詰めなどの仕事は、同じことの繰り返しでどうしても飽きがきて意欲を失せることもあります。
スキルを必要としない単純作業は、あまり気を使わないで済むという利点もありますが、肩こりや目の疲れといった症状も出てきやすい作業となります。
その点和裁は、作業工程に沿って1枚の着物に仕立て上げるので、完成した時の充実感が違います。
また、自然の生地を扱うので、心や目の癒しにもなります。
和裁は基本的に手縫いなのでミシンを必要としない
縫製業は大きく分けて洋裁と和裁に分けられますが、洋裁の場合はミシンを使用します。
そのミシンは貸し出しではない場合が多く、工業用ミシンやロックミシンを持っていることが仕事のできる条件にもなります。しかも作業中にミシンが壊れてもその修理代は自費となります。
その点和裁は手縫い(ミシンを使用するところもありますが)なので、糸や針などの和裁道具、あとは裁ち板とコテがあれば仕事ができます。
などなど、「内職としての和裁」にはいいところがたくさんあります。
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